会社でやるのにおすすめのアナログゲーム
この記事はmohikanz #analog-games Advent Calendar 2019 の13日目の記事です。
私の所属する会社では、毎週金曜日のお昼にアナログゲーム会をしています。
まったり集まってまったりご飯をたべ、残りの時間でアナログゲームをします。
その日参加できる人がぬるっと集まってくるので、日によって人数まちまちですし、職種もまちまちなのでゲームスタイルもばらばら、なんならまだ日本語に不慣れな方もいらっしゃいます。
今年の2月から会が始まってはや一年弱。会社で遊ぶにはどんなアナログゲームが良いか、我々がよく遊ぶものをピックアップして紹介したいと思います。
前提
- 会社のオープンスペースで
- お昼休みのご飯後に(プレイ時間は30〜40分前後
- 3人〜8人前後(いつもバラバラ
- 基本的には日本語で会話するけど、まだ日本語勉強中の方もいる
- エンジニア以外にも、デザイナさんや総務の方も来たりする(職種バラバラ
ゲーム選びのポイント
- 音はあまりでないもの
- 弊社には決まったお昼時間がないので、お仕事中の社員のお邪魔にならないように。
- 時間があまりかからないもの
- なにせお昼の限られた時間。ルール把握の時間も含めると、あまり長いゲームでは中途半端になってしまう。目安は最長30分。
- 時間の調整がしやすいもの
- 時間が来たらすぐやめらるような、短いターンを繰り返すタイプが良い。
- 皆が平等に楽しめるもの
- 強い弱いはあっても一人勝ちにならないようなゲー厶。
- 道具が少ないもの
- 広げたり片付けたりが必要なので、あまり細かいパーツがたくさんあるようなのは避けたいところ。
よく遊ぶやつ
部活扱いなので、一応活動記録がてら写真をとってます。それを頼りに集計してみました。
一番多かったの
- ペンギンパーティー
ペンギンパーティ (Pingu-Party) 日本語版 カードゲーム
- メディア: おもちゃ&ホビー
インストール(ルールの把握)が簡単で絵が可愛いわりに、他人を蹴落としたり蹴落とされたり中には死なばもろともしたりするゲーム。サクッと終わるのにとてもよい心理的駆け引きがみられます。
- ぽんこつペイント
描けるのは○と―だけ!ルールは簡単なのに、いざプレイするとどこまで簡略化できるかセンスが問われるゲーム。何より遊ぶのに言葉がいらない・絵の上手い下手とはまた違う技能で差がつくのが良いですね!
- ディヴィナーレ
ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 (Divinare) ボードゲーム
- メディア: おもちゃ&ホビー
カウンティングと駆け引きのゲームです。とっても頭を使うので、そこまで長くないプレイ時間なのにやり終わると良い疲労感があります。
その次に多かったの
- ディクシット
手札からお題にあった絵を出して選ぶゲーム。メインは発想と連想の言葉選びのゲームになりますが、これを英語でやるといい感じに全員語彙が少なくなって面白かったです。また、何度やっても・同じ人とやってもまた違った進み具合になるのでまたやりたい!またやろう!ってなります。
スカル
カードを出してめくるだけという、心理的駆け引きがすべてのチキンレースゲーム。のるかそるかのプレッシャーが、プレイ終了後に良い疲労感となって現れます。海底探検
色味がかわいいので騙されますが、こちらもかなりな心理的駆け引きのゲーム。海に潜って財宝を引き上げるのですが、エアタンクがプレイヤーで共通なので、みんなが空気を使うと自分の息ができなくなるという……。欲張っても欲張らなくても勝てない、かと思えばひょいっと勝ててしまったりするので、一ターンがサクッと終わることもあり、何度も繰り返したくなるゲームですね。
回数は少ないけどよかったやつ
横暴編集長
完全なる大喜利ゲーム。有名な書名が前半と後半に分かれており、それを組み合わせて「売れる本のタイトル」をみんなで作って投票して遊びます。弊社プレイ中に出た名タイトルは「モヒカン族の出家」「陽気なギャングが時々、オトン」キャットアンドチョコレート
こちらも大喜利ゲーム。出たお題を決められた枚数の手札でなんとか解決する!というゲーム。とりあえず猫が出たらなでておちつきます。(色々パターンがありますが、弊社のはビジネス編)キャット&チョコレート ビジネス編 (Cat&chocolate) カードゲーム
- メディア: おもちゃ&ホビー
テストプレイなんてしてないよ
こちらはインストールもいらずにサクッとプレイしてサクッと終わるおバカゲーム。大人数でも少人数でも長時間でもごく短時間でも良いので、調節しやすく盛り上がりやすい良いゲーム。そうえいかくぽっぷたいさいこー!ブラフ
こちらはうってかわって確率とカウンティングと名前の通りのブラフのゲーム。どこまでベットできるかの駆け引きがとてもヒリヒリします。ちんあなごっこ
こちらも可愛い見た目ですが、プレイヤー同士の駆け引きがメインの良作ゲーム。ちんあなごを密猟するゲームなんですが、とっても奥深いです。あと、デザインが箱も含めて細部までかわいい。凝ってる。好き。
見られる傾向
- 短時間で終わるもしくは中断しても問題ないやつが多い
- 人数が固定のものよりは幅があるものが好ましい。
- 心理的駆け引きはあってもカウンティングものは少なめ(ブラフとディヴィナーレくらい?
- 参加者に女性も多いので、見た目に可愛いものがやっぱり人気
- 大喜利もの(横暴編集長、キャッチョコ)あたりはサクッと終わるものの、合う人と合わない人がいる
- 日本語になれてないと言葉がメインのものはつらい *( ただ、上でも書いたように、ディクシットは英語縛りでプレイすると面白かった。
まとめ
やはり時間と人数に融通がきくのが一番プレイしやすいです。 時間が短い分には2回3回もしくは他のゲームをプレイしたりと、幅が広がります。
人数が集まったときに2卓に別れて別のゲームをプレイしたりもしたのですが、やはり同じ時間をみんなで楽しむとなると分かれるとちょっと寂しいものがありますね。
ゲームの傾向は参加者の好みやプレイスタイルで分かれるとは思うのですが、やはり同じ会社の同僚と遊ぶとなると「相手の人となりがそれとなくわかる」ゲームが良いのではないでしょうか。
えー、そんなプレイする人だったんだー、みたいな発見があると、仕事でのやり取りも面白くなりますよね。
まとめると、「短時間で人数に縛りのない心理的駆け引きが多少あるゲーム」が、会社でやるアナログゲームのおすすめです。
ペンギンパーティーがプレイ回数多いのもそのせいかなーと思ったり。
あと、弊社ではまだやったことがないのですが、ワンナイト人狼とかも良いかもしれません(なれるまでの説明が必要なのと、好みが分かれるので参加者を選びますが……)。
ちなみに、短いゲームばっかりじゃなぁ、ということで夜の部もごくたまに開催しております。前回は枯山水がメインでした。次はこないだ入荷したソレニアをプレイしたいな!と!ここ最近ずっとそわそわしております。
みなさんも交流がてら、会社でボードゲームを遊んでみてはいかがでしょうか。意外な一面が見れたり共通の話題が増えたりしますよ!