しぃぶろぐ。

仕事とか技術関係のこと。他色々

jQueryで時間が止まっている人向けVue.jsをライトに使う方法

jQueryで時間が止まっている人=私です。はい。

もともとサーバー側の仕事ばっかりだったので、jQueryが使えりゃ十分でした。

訳あってぷちSPA(Single-page Application)を作ることになり、機能の多さとアクションさせる要素の多さにうんざりしてカッとなりjQueryを(とりあえず今回は)捨てることにしました。

そして選んだのがVue.jsです。

最先端なJavaScriptにはついていかずに、ライトな範囲でVue.jsを使う方法が今回の内容になります。

Vue.jsとは何か

JavaScriptのフレームワークです。

ここ最近、JavaScriptのフレームワークはたくさん(本当にたくさん)ありますが、Vue.jsを選んだのは 学習コストが少なくて済む≒jQueryで時が止まっていても大体扱えるからです。

Vue.jsは公式が素晴らしいので(日本語ドキュメントが充実しています!)、まずは公式を読みましょう。

jp.vuejs.org

ライトな範囲とは

一言で言うと、「vue.min.jsを読み込むだけ」の範囲内でできる。です。

node.jsしらなーい、webpackしらなーい、ばべるってなーにー? なレベルでも使えます!安心!!

具体的に言うと、下の1行をHTML内に書くだけで、Vue.jsを使う準備は整います。jQueryと同じ感覚で使えますね。

<script src="https://unpkg.com/vue"></script>

Vue.jsでHello World

下の例はほぼ公式からの転載です。ライトな範囲の前提なので、HTML1ファイルになるようにしてます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>VueでHello world</title>
</head>
<body>
<div id="app">
  {{ message }}
</div>
<script src="https://unpkg.com/vue"></script>
<script type="text/javascript">
var app = new Vue({
  el: '#app',
  data: {
    message: 'Hello Vue!'
  }
});
</script>
</body>
</html>

app.data.message の中身が変わると、自動的に{{ message }}で表示されている文字も変わります。

HTMLの構造を崩さずに、データとDOMが関連付けられています。

HTMLのタグしか知らなくても、だいたいどんな画面になるのか想像がつきますよね。

ブラウザのコンソールからapp.data.messageの値を変えると、画面上の文字列も変わります。すごいですね!

条件分岐とループ

次の例も公式ガイドからの(雑な)転載です。何度でも重ねて言いますが公式が大変充実しています。公式をまず読みましょう。「公式が最大手です」。

https://jp.vuejs.org/v2/guide/

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>VueでHello world</title>
</head>
<body>
<div id="app-3">
  <span v-if="seen">Now you see me</span>
</div>
<script src="https://unpkg.com/vue"></script>
<script type="text/javascript">
var app3 = new Vue({
  el: '#app-3',
  data: {
    seen: true
  }
});
</script>
</body>
</html>

これは条件分岐の例になります。seenfalseになると、<span>タグごと表示されなくなります。

jQueryの.hide()と違う点は、レンダリングされたHTMLソースからも消えることです。

.hide()と同じように動作するv-showというのもあります。

次は繰り返し文です。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>VueでHello world</title>
</head>
<body>
<div id="app-4">
  <ol>
    <li v-for="todo in todos">
      {{ todo.text }}
    </li>
  </ol>
</div>
<script src="https://unpkg.com/vue"></script>
<script type="text/javascript">
var app4 = new Vue({
  el: '#app-4',
  data: {
    todos: [
      { text: 'Learn JavaScript' },
      { text: 'Learn Vue' },
      { text: 'Build something awesome' }
    ]
  }
})
</script>
</body>
</html>

配列todosの中身分、<li>が繰り返されています。便利ー!

もちろん後からtodosの中身を変えると<li>の数や中身も変わります。

算出プロパティ

とはいえ、データをそのまま表示するだけではjQueryでセレクタで選んで要素に値を流し込むのとあまり変わりません。

ましてや繰り返す使うとなると、その度計算がはしって出れば出るほど遅く……。

繰り返し出てくるような計算結果や複雑なロジックは、算出プロパティを使うことで解決します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>VueでHello world</title>
</head>
<div id="example">
  <p>Original message: "{{ message }}"</p>
  <p>Computed reversed message: "{{ reversedMessage }}"</p>
</div>
<script src="https://unpkg.com/vue"></script>
<script type="text/javascript">
var vm = new Vue({
  el: '#example',
  data: {
    message: 'Hello'
  },
  computed: {
    // 算出 getter 関数
    reversedMessage: function () {
      // `this` は vm インスタンスを指します
      return this.message.split('').reverse().join('')
    }
  }
});
</script>
</body>
</html>

算出プロパティは依存関係にもとづきキャッシュされるという特徴があります。もととなるmessageが変わらない限り、何度reversedMessageが呼び出されても再計算されることはありません。

逆に、呼び出されるたびに計算してほしいような値(Date()とか)は更新されません。

まとめ

長くなったのでいったんまとめます。

  • Vue.jsは最新のフロントエンド事情に疎くても使える。
  • Vue.jsはHTMLの構造に影響せずに、データを流し込める。
  • Vue.jsべんりー!たーのしー!

次はもうちょっと踏み込んでコンポーネントとaxiosについてまとめたいと思います。

我が家でのGoogleHomeさん事例

日曜に設置してから、大人気のGoogleHomeさん。

我が家で良く使われる機能とかを紹介します。

良く使う機能

良く使うのは以下の機能です。

  • Google Play Musicで音楽再生
  • 今日の天気
  • ニュース
  • 調べもの
  • アシスタントさんにあいさつ
  • ラジオ再生

やっぱり音楽は良いよね

「スムースジャズを流して」とか「MAN WITH A MISSION流して」とか言って流しっぱなしにしています。

自分のアカウントと紐付けているので、「お気に入りの曲流して」というと、自分が GooglePlayMusicでサムズアップしている曲を流してくれます。

問題があるとすると、音声で「いいね」できるので、私が知らないうちに知らない曲が私のお気に入りとして登録されてしまうという……。(パパも自分のアカウントと連携させればいいのに)

後はたまに「静かな曲流して」とか言ってとんでもない曲流されて大笑いしていたりします。

我が家のブーム=あいさつ

Googleさんに「おはよう」と言うと、天気や今日の予定、ニュースを教えてくれます。便利。

でも一番の人気は「いってきます」「おやすみ」。

子どもたちが返事欲しさに何回も話しかけてました。反応が即座に返ってくるのが楽しいんだろうなぁ。

「いってきます」に「いってらっしゃい」が返ってくるとすごく嬉しいみたいです。(アシスタントさんなかなか言ってくれないんですよね、「いってらっしゃい」)

我が家のポリシーとしても挨拶大事!なので、これは思わぬ効果でした。よかったよかった。

GoogleアシスタントさんをLineに繋いでみた

IFTTTで連携させると、決まったワードでアクションを取らせることができます。

Googleアシスタント→ Line Notification を繋いでみました。

リビングでアシスタントさんに決まったワードで話すと、Lineの家族グループにLine Notificationさんが内容を書き込んでくれます。すごい。

仕事中に子供から「今宿題中なの」とかLine入るとかすごくほっこりしますね。

本当に買ってよかったー!

技術書典3に行ってきました。

昨日はすごい雨でしたね。

そんななか、私、技術書典3に行ってまいりました!

一般参加者から見た、今回の技術書典を振り返ってみたいと思います。

現地着~入場まで

Twitterのつぶやきを振り返ると、9時前に起き出して現地に10時40分頃着していたようです。整理券番号は私の時点で300番代前半です。

雨でしたので、駅から会場まで歩いてる間は多少濡れましたが(この時点では普通の雨)、整理券貰ったあとは会場上階の「立ち読み会場」と「戦利品会場」にさっさと移動。

あったかーいお部屋であったかーいコーヒー飲みながらまったりタイムライン監視しつつ最後のサークルチェックをしつつ、実に快適に待てました。

前回春の技術書典2の時に寒い中外で待機していたのを考えると、本当に天国でした。

ただ、整理券番号を登録しておくとPush通知が届くという素敵なサイトは、(おそらくクライアントが多すぎて)機能していませんでした。戦利品会場で待っていたので運営さんのアナウンスで誘導されることができましたが、会場から離れた場所で待機していた方は、情報のキャッチアップにラグが発生していたかもしれません(推測)。

会場入口で整理券番号を確認され、手に透明はんこ(UVライトで光るアレ)をぽんとされて入場しました。

技術書典会場内

会場内は「 あ つ か っ た 」の一言。ブースを離れるとだいぶ涼しかったので、もう人口密度のせいですね。

動線は前回よりも良くなっていたと思います。人気のjavascript系のジャンルと企業ブースは会場の奥と手前に分断され、ついで人が多そうなUnity系は真ん中あたりでした(よね?ちょっと自信ない)。

前回は会場入口付近に旬ジャンルと企業が固まっちゃっていたので、そりゃもうぎゅうぎゅうで移動がままならないくらいでしたが、

今回は多少心に余裕があれば移動ができるくらいでした。埼京線と山手線くらいの差(どんなだ)。

テーブル列とテーブル列の間は3人分くらいの幅はあったので、両列に人が張り付いていても、一応中央が通り抜けられる感じです。

ただ、余裕がある分通路の人の流れが一定でなく、両方向の人の流れがあったので多少すれ違いに苦労はしました。

一方通行にするのもおかしいと思うし、入場制限をこれ以上かけるのものなぁとは思いますが……。

一通り回って無事にお買い物完了。

運営さんの後払いシステム、お財布の出し入れを最小限にできたので大変便利でした。QRコード読んで確定するだけなのでさくっと完了。どうせスマホはサークルチェックリストを確認するので出しっぱなしですし、お財布出さないの(人が多いのでなおさら)楽。。。お財布出すの面倒だなーとか、小銭無いなーとか考えずに脊椎反射で「後払いでお願いします!」できたお陰で、ステッカーとかにも手が伸びました。

逆に言うと、どうしよっかなーと悩む本(とかグッズとか)が、技術書典後払いに未対応で購入に至らなかったことが私だけで何件かあるので、次回参加されるサークルさんはぜひぜひ対応していただけると嬉しいです。やっぱりandroidだけってのが辛いんですかね……。iPhoneユーザー多そうですもんね……。

あと、グッズ置かれる方はぜひぜひ値札をしっかり大きくつけていただけると助かります! 並んでいても売り物なのかいくらなのかわからないと買えないです。

買い物完了~おまけ

買い物完了後は、もう一度「戦利品会場」へ移動。また温かいコーヒーをいただきました。まったり。

会場入りの時間が不明なのですが、大体30分強くらい会場うろうろしていたのかな、と。

コーヒー飲みながら荷物整理をし、戦利品を丁寧にしまった後は、

というわけで、すぐ隣のブロックのビックカメラに寄りました。

なぜかというと、今月末まではGoogleHome買うとChromecastをタダでつけてくれるという噂を入手したからです!!!

噂は事実でした!というか実はそれどころではなかった。

ビックカメラでは

  • 2台購入で2万円(1台定価1万5千円)
  • Chromecastをプレゼント
  • Hueを20%OFF

していました。(覚えている範囲で。他にもあった気がする)

まぁ、2個はいらないのでChromecastもらって帰りました。

帰って速攻セットアップ。無線環境があればサクッと簡単でした。

子どもたちに簡単なレクチャーをし、早速使わせてみました。

やはり指定単語の選び方が口語的で、アシスタントさんを困らせてばかりでしたが、自分が喋ったことに反応を返してくれることに興奮。

Chromecastつなげてyoutubeを流してみたら大興奮。

寝る前は「おやすみ」とみんなで言うと挨拶を返してくれるので嬉しそうでした。

今朝はFMを流しつつ朝食。我が家に未来が来た気がします。

GoogleHomeを購入予定でしたらお早目のほうが良いかもしれません。

私は今、寝室用にGoogleHomeMiniを購入しようかどうしようか悩んでいます……。Hueもっと安ければな……。

2017年10月のWindowsUpdateはお祭りだったよ!

もちろんよくない意味のほうのお祭りです……。

今現在も対応中で、今起動待ちの時間でこれを書いております。

何があったか

詳細は省略しますが、マイクロソフトさんがWSUS(WindowsUpdateを組織で管理できるやつ)に間違った配信情報を流してしまったとのことです。

なので、今回被害にあったのはWSUSを使うような組織=企業ユーザーのみですね。 一般の方はご安心ください。たぶん大丈夫です。たぶん。

どういう風に壊れたか

単純に言えば、Windowsが起動しない。です。

セーフモードも起動しない。

システムの復元も復元できないです。

どうやって対応してるか

自動修復に失敗した画面からメニューを進んでいくと、コマンドプロンプトにたどりつけます。

あの黒い画面でいろいろやりました。

最初は詳細が出ていなかったので(原因のKB番号(WindowsUpdate毎のIDみたいなやつ)もわからんかった)、とにかく復元させるために WindowsAppsをリネームさせてました。

c:
cd Program Files
attrib WindowsApps -h
rename WindowsApps WindowsApps.old
exit

リネームさせた後に通常通り復元、です。

1日目の大半はこれで乗り切れました。

が、2日目はより深刻になって戻ってきます。

なんと、もう一度起動に失敗し、なおかつ復元ポイントが無いのです(どーーーーん)

同じチーム内の同僚がまさにこれ。

システムエンジニアからパソコン奪ったら何もできません。無能です。

無事だった私がググりますと、公式方面に情報が載っていました。

2017 年 10 月にリリースされた Windows 10 1607 / 1703 向け更新プログラム適用後に OS 起動不可になる問題について (WSUS) – Japan WSUS Support Team Blog

↑のページの一番下の方の内容です。

コマンドプロンプトでインストール待ちになっている該当のWindowsUpdateを消し去る方法です。

同僚はこれで無事に復帰しました。無能時間は一時間くらいで済みましたよ。よかったよかった。

で済めばよかったのですが……。

さらに何があったのか

続いて持ち込まれたのがBitlocker付の端末。

BitlockerでWindowsドライブが常に暗号化されてるよ!セキュアだね!

でも暗号化されているからcドライブに移動できないよ!!どうしようね!!!

さすが先人は偉大です。コマンドプロンプトでちゃぁんとBitlocker解除できました。

manage-bde -unlock c: -rp <回復キー>

他にも色々というか、弊社首都圏中心に拠点散らばってるんで、どうしようもないところに旅にでたりとか、拠点で使ってるパソコンは何故か回復処理中は英字キーボードになってくれてて記号がまともに打てなかったりとかいろいろありましたけど、私は元気です。

夏休み終わってるよ!

生存報告です。

放置しているうちに、溜め込んどいたネタがすっかり消費期限過ぎてしまったのでしょんぼりしております。

最近はslackで雑談してたーのしー!してます。雑談も飲み会も楽しいです皆さんありがとうございます。

実はマストドンインスタンスも立ててみました。ゲーム専用インスタンスとか作れたら楽しいなぁと思いつつ開発止まっています。くすん。

てわけで小ネタメモをまとめて放出。

Cakephp関連

FormHelperで生成されるLabelにStyleを直書きする

echo $this->Form->input('gakunen', array(
                    'label' => array('text'=>"学年",'style'=>"width:25px;"),
                ));

labelをArrayにする。label文字列はtextで渡す。

findByの後ろに項目を入れることで複数条件検索ができる

http://bashalog.c-brains.jp/07/12/18-161125.php

その他

二段階認証を有効にしているGoogleアカウントからのメール送信

アプリ用パスワードを発行する。

https://myaccount.google.com/security

のアプリパスワード>

から新しいパスワードを発行。

発行されたパスワードをパスワード欄に貼り付け。

コマンドラインからのVM操作

ヘッドレス起動
$ "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" startvm "開発用" --type headless
シャットダウン
$ "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" controlvm "開発用" poweroff

起動中のVM確認
$ "C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" list runningvms

gitでリモートのブランチ削除

$git push --delete origin ブランチ名

他の人が消したブランチ情報を同期するには
$git fetch --prune

createrUpdateしようと思ったら某業務用ソフトのせいでWindowsが壊れた話

お久しぶりの生存報告です。

最近はslackでうぇーいたーのしー!してます。

雑談も飲み会も大好きですみなさんありがとうございます。

原因まとめ

ポケモンターミナル試すためにCreaterUpdateしてみたら

sky○○○がまだ対応していなくてあぼーんしちゃった。

症状

Windowsのログイン画面までは正常に動くが、

ログイン後すぐに画面が真っ暗になり、マウスポインタだけが表示されている状態。

Ctrl+Alt+Deleteは有効だが、タスクマネージャーやコマンドプロンプトを起動しようとしても

GUIが死んでいる(様子)なのでログオフくらいしかできない。

回復への道

原因判明までに試したこと

セーフモードで起動

そもそもこの時点で軽く詰む。

私が知ってたWindows10のセーフモード起動方法は、msconfigからか設定からかコマンドプロンプトからかの み。

どれもログイン後にGUIが使えないとできない。

今回はログイン画面までたどり着けるので以下でセーフモード起動できた。

「 Shiftキーを押しながら再起動 」

(こんなん知らなきゃわかるわけないよぉ!)

セーフモードでサービスとかスタートアップ系を殺す

とりあえず全部黙らせた後に通常起動するも討ち死。

よくわかんないけどログイン後におかしくなるんだから別ユーザーログインしてみるべ?

これは良くなかった……やるんじゃなかった……

結論から言うともちろんNG。

しょうがない、一回戻すか

起動オプションで前のバージョンのWindows10に戻そうとしたものの戻せない。

この段階では原因不明。

表示上は「なんかエラーったからできないよ。初期化してちょ」ぐらいなものだった。

初期化なんてできるかバーロー。なので原因をググる。

原因は SKY○○○ だった!!!

こんちくしょう。

とりあえずSKY○○○を黙らせた

とりあえずセーフモードで某ソフトのインストールディレクトリパスをまるっと変更。

その後通常起動。

起 動 し た ! ヽ(=´▽`=)ノ

Updateをなかったコトにする

この状態で設定から回復させようとすると、「Update後に作ったアカウントあるでしょ。先にアカウント削除してからじゃないともとに戻せないよ」と言われる。

ぁーん?んなもの作った覚えはないし、設定のユーザー一覧にもそんなもん無いぞ?

と思ったけど一応一緒に表示されていたIDっぽい文字列をレジストリエディタで検索。

メインで使っているADのユーザーとほぼ同一の文字列……あれ、もしかして……

あれだ。別ユーザーでログインしたからそのアカウント情報が(変な具合に)残ってるんだ……っ!

が、見えないものをどうやって消したら……?

たしかこれで消した。

www.atmarkit.co.jp

コンパネ>システム>システムのプロパティ>詳細設定タブ>ユーザープロファイルの設定

不明なアカウントを削除!

再度無かったことにする。

今度こそなかったコトにできた。

某ソフトを再び有効に

退避させたファイルを正常なパスにコピー。

この時システム権限じゃないとできないような仕様になっていたので、Admin権限でもOKなようにフォルダ権限い じった気がする。

最後の確認

最後にもう一回再起動させて無事にログインできて某空を見るソフトも正常に起動していることを確認。

ていうのを6月末辺りにやってました。 ちなみに某ソフトは未だに対応したという情報を聞かないのですがまだですかねぇ……。 そろそろFallCreatersUpdateきちゃいますよ…?

日本でアジャイルが流行るには。

コメしたらコメ返信いただきました。

ledsun.hatenablog.com

コメ欄では長くなりそうなので、こちらにて失礼致します。

id:ledsun さんの返信コメを読んでから(業務中に)真剣に考えてみました。

どうやったら日本でアジャイルが流行るのか。

そもそもどうしたら発注側が「アジャイルで!」と言ってくれる方向になるのか。

三匹目を産んでからは、SIer業界からはちょっと離れてしまったので、

いま現場にいる方とはまた感覚が違うかもしれません…。見当違いだったらすみません。

前半はよくわからない人向けに(自分の考えもまとめつつ)書きました。

よくわかっている人は後半からお読み下さい。

アジャイルってそもそも何なん?(システム開発のことがよくわからない人向け)

システム開発の進め方というか、スタンスのことですね。

対極にあるのが「ウォーターフォール」モデルと言われています。

イメージとしてはビル建設ですね。

用地確保しつつ設計図書きつつ予算と人員を確保したら、(システムでは要件定義段階)

土地を更地にして基礎工事をして(基本~詳細設計段階)

建物建てて(実装段階)

内装とか外装とかエクステリア整えたりとか(単体テスト

で納品(受け入れテスト:UserAcceptanceTest)

の流れです。

一度設計図と予算に合意が得られたら、まぁ、内装段階で「この階のここ吹き抜けにして~」なんてことは無いんですよ。

が、システム屋さんの世界ではよくある話なんですよね。

UAT段階で要件定義が要望と違ってたとか。(わーいデスマデスマ

んで、それってナンセンスじゃない?ってのがアジャイル開発ですよ。

細かいことは抜きにすると、小さく作って大きく育てる、みたいな感じです。

今日はここのココ変えよう!よし終わった、じゃあ次だ!みたいな。

小さなサイクルをガンガン回してちょっとずつ進めます。

日本で流行らない理由(これもよくわからない人向け)

日本ではむかーしからウォーターフォールモデルでのシステム開発がメインで、

発注側がそっちに慣れてしまっている、というのが一番の問題。

「予算こんなでこんなん作って」→「いいよー」な世界なわけです。

適当にお願いすると、適当にそれっぽいものが出来上がってくる。

備品買うのと同じノリでシステムを作ってもらえるわけですよ(ウォーターフォールモデルならね!)

いくら受注側が「アジャイルのほうが…」と内心思っていても、

発注側は手軽で管理もしやすい(お金渡せばモノが手に入る)方を選んでしまうわけです。

ちなみに、自分たちのシステムを自分たちで作っているような会社では、

とっくの昔にアジャイルになっております。(ウォーターフォールのがめんどいもん)

じゃぁ、どうしたらいいんよ?(本題)

発注側が主体性をもってプロジェクトをコントロールしてくれるなら、

ウォーターフォールよりアジャイルのほうが適しています。

そして、自分たちのシステムをどうしたいか一番わかっているのは自分たちのはずです。

自分たちでコントロールするようしむけ…げふげふ…啓蒙しましょう。

受発注両側のトップで話がつけばいいんですけどねー。

話がつくようならこんなSIer丸投げなんて無いですよねー。

どうやって啓蒙するか。発注側メリットは何か

スピード感

ウォーターフォールでは発注段階~受け入れまで数ヶ月~数年の期間がかかる。

その間に環境は変化するが、システム側はそれを吸収できない。

が、アジャイルだと(たぶん基本的に)単一の課題解決だけに焦点を絞るので、

発注~受け入れまでのタイムラグが少ない。環境の変化に適応していきやすい。

予算管理もスコープ管理も視点を変えてしまおうよ

各課題解決ごとに、規模・時期・予算を小分けにできる。

発注側で優先順位をつけて、これは急ぎで、これは来年まわし、などのコントロールができる。

以下つぶやき開始:

この辺は受発注側でどういう契約になるかにもよるけれど、

例えば官公庁とかだと年度予算で今年度はここからここまでの案件をやりましょう、みたいな話ならできるんじゃないのかな?どうなんだろう?(バウチャー型契約)

官公庁だと大きなシステム全体で入札にかけるわけだけれども、プレゼン・見積もり段階で小分けにわけてしまえないかな?乏しい経験によると、年度毎に予算がでてて、各年度でここまで出来ている、というようなざっく りとしたポイントはあるわけで(無いなら作ろうよおかしいよ無いの)、それを担当者と合意のものさらに細分化するんだよー。できないかなぁ?

内製みたいに人×期間で今期分を決めてみたりとか(人月常駐型契約)

契約規模を小さく細かくする(全体でまとめたりしない!)のがポイントな気がする。

けど、大きなプロジェクトのプロマネは未経験だからなんとも言えない!どうしよう!

:つぶやき終了

途中経過を把握できる

都度都度細かく受け入れを行うから、今自分たちの持ち物がどうなっているのかが把握できる。

UATのようにまとめてガッツリ時間をいただくこともない。

範囲が小さいから確認も全体がわかりやすく・小さくなる。

引き継ぎも多分楽

プロジェクト単位が細かくなれば、引き継ぎも楽な上に資料もたくさん残るわけで。

そもそもプロジェクト途中で担当者変更とかわけのわからないことにはならないよね!

(全体が大きなシステムなら、細かくわかれたプロジェクトを管理するモノは別途必要。でもそういうのは開発側は日常的にやってる。受注側は発注側に提供なり紹介なりすれば良いんじゃないかな)

課題解決=ビジネスに集中できるよ?

発注側が本当に求めているのはシステムではなく、それによってビジネスの課題が解決できることです。

システムを理解・管理する必要は発注担当者にはあまりないんですよ。

自社のビジネスと業務さえ理解していて、課題を見つけられるひとならいいんですよ。

解決法はSIerに任せればいいじゃない。プロなんだから。

(中にはロクでもないSIerさんもいるけど、小さい課題単位でプロジェクト組むならそこまで誤差ないと思う。むしろ大きなプロジェクトにするからわけがわからなくなる)

発注側は今の課題は何なのか、課題を解決することに注力できるわけです。

(経営者視点もしくは業務担当者視点をシステム担当者が持ってくれると割りと話が早いですよねー)

つれづれ

完全に受託するのではなく、ヒアリング段階から発注担当者を啓蒙できると、

「納品後はノータッチ」なことにはならないんじゃないかなーみたいなー。

なんかここまで書いていて思った。

結局大手SIerがちゃんとコンサルの立場に立ってないんじゃない…?

それに中小SIerが振り回されているんじゃない?

うーん。

発注側SE(やとわれ)→フリーランス→自社内開発な立場ばっかりだったので

受注側SE/PL/PMは横からしか見ていなかったしなぁ。

システムわからん、とにかくつくれってお客さんには、

わりとヒアリング段階でシステム的に重要なところは説明しちゃってたしなぁ。

というかその前段階でラポール積み上げるようにしてたしなぁ。

SIerの多層構造(子うけ孫うけひ孫うけ)はまた話が別だしなぁ。

まとめ。

結局のところ「発注側が主体性を持ってもらえるように啓蒙しよう。」が一番の解決策です。

発注者側のメリットは上記の通り。業務中に思いついたまま書いたから他にもあると思う。

アジャイルの説明に関するポイントは「小さく作って大きく育てる」です。

今の流行りからすると、「最近の加速するビジネス環境の変化についていけるシステム開発手法」です。

発注側のシステム担当に業務担当者や経営者視点が無い(まだそこまで育っていない)のなら、

受注側がコンサルとして内部に切り込んでいくしかない(そして手法を見せて育てる)のかなぁ。

相手が話きいてくれない・理解してくれないなら、ラポール積み上げて育てるしかないよねぇ。

お金にならないわ手間もかかるわだけど、そのほうが結果的に気持ちよく仕事できそうだしな。

ぉぉっと。まとめでもつれづれってしまったのでこの辺で。

全然まとまってなくてすみません。